馬の年齢-人間に例えると何歳?-

競馬ではおおよそ2~10歳まで競走馬が走っています。

では、人間に例えると何歳くらいの競走馬たちが走っているのでしょうか。

今回は、馬の年齢が人間に例えると何歳くらいになるのか、詳しく解説します。

目次

馬の年齢(馬齢)は年明けに1歳、年齢が増える!

馬の年齢の事を馬齢と言います。
馬齢とは毎年1月1日になったら1歳をプラスします。
つまり、馬は生まれた誕生日に関係なく、1月1日に歳をとることにして計算されます。

馬の年齢は人間と違った数え方をしているんですね。

人間であれば年の数え方は「誕生日当日に+1歳」されます。
もちろん馬にも誕生日はありますが、競走馬・サラブレットは人間と違って誕生日に関係なく、1月1日になった時点で+1歳されるようになります。

馬の誕生日は3月~5月に集約されます。
これは馬が季節繁殖動物だからです。
簡単にいうと、基本的に決まった繁殖期がある動物です。
4月~6月が繁殖期となり、妊娠後、約11か月の妊娠期間を経て、翌年の3月~5月の時期に出産されます。

また、1月~3月ぐらいの早生まれの子が体が成長していて成績が良い事例が多く見られます。
競馬ファンの玄人が「5月生まれは体が未発達で新馬戦や2歳戦では馬券を買いづらい。」というのも、
上記のような理由があるからです。

馬の年齢は人間の約6倍

日本では、馬は生まれると0歳から数え、翌年の1月1日に馬齢が加算され、1歳、2歳、…というように表記されるようになります。
また、馬齢が0歳の馬を特に「当歳(とうさい)」とよびます。

さらに、4歳以上の馬をまとめて「古馬(こば)」と表現します。
これは、馬の4歳が人間で言う20歳前後の年齢に相当することが由来とされています。
※人間の20歳は全く古くないのですが、大人の仲間入りということですね。

一般的に馬の年齢は2歳までは人間の6倍で12歳。
3歳からは人間の4倍+4として計算されます。
馬は人間よりも成長が早いので、若干の補正が入るんですね。

馬の年齢(馬齢)と人間年齢の早見表

馬の年齢人間年齢
2歳12歳
3歳16歳
4歳20歳
5歳24歳
6歳28歳
7歳32歳
8歳36歳
9歳40歳
10歳44歳
11歳48歳
12歳52歳

2歳G1として実施される、朝日杯フューチュリティステークス(朝日杯FS)、阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神JF)、ホープフルステークスは人間に例えると中学生の全国大会決勝。

3歳G1(クラシック三冠)として実施される、皐月賞、日本ダービー、菊花賞。牝馬三冠の桜花賞、オークス、秋華賞は人間に例えると高校生の全国選手権、インターハイ、国体のような大会になります。

このクラシックを制した馬が今後の将来を期待され、翌年の古馬G1に参戦していきます。
また、クラシックを制した馬が今年のジャパンカップや有馬記念に参戦することもあります。
人間で例えれば、最後の大会を終えた高校生がプロ戦手に勝負を挑みにいきます。
競馬ファンは大きな期待を寄せて、大物ルーキーを応援し、熱狂してきます。

まとめ

今回は馬の年齢と人間に例えると何歳になるのか、解説していきました。
人間に例えると、競馬のレースの意味合いもグッと理解が深まると思います。

これからレースで観戦する、応援する馬の年齢が何歳で、人間に例えると何歳なのか考えられると、
予想の参考や馬券の組み立てに大いに役立てると思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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